このページは、公認心理師・ヒプノセラピストの紫紋かつ恵が回答しています。
結論:眠りが深くなったというお声はいただいていますが、不眠症を治すものではありません。心配ごとや緊張が背景にある場合、そこがゆるむことで結果として眠りやすくなることがあります。まずは医療機関の受診をおすすめします。
まず医療機関へ
眠れない状態が続いている場合、まず医療機関にご相談ください。
不眠には、体の病気が背景にあることがあります。また、睡眠時無呼吸のように、心理面からは手の届かない原因もあります。こうした場合、ヒプノセラピーを受けても改善しません。
ヒプノセラピーは治療ではありません。ここははっきり申し上げておきます。
それでも役に立つ場合
次のような背景がある場合には、力になれることがあります。
- 布団に入ると、考えごとが止まらなくなる
- 気がかりなことがあって、体がゆるまない
- 「今日も眠れないのでは」という不安が先に立つ
- いつも気を張っていて、休み方が分からない
この場合、眠れないこと自体が問題というより、心のどこかが休むことを許していない状態です。その根にあるものが動くと、結果として眠りが変わることがあります。
実際にいただいたお声
- 寝つくまでの時間が短くなった
- 夜中に目が覚める回数が減った
- 朝起きたときの疲れの残り方が違う
- 眠れなくても焦らなくなった
これらは実際にうかがったお声であり、すべての方に同じことが起きるという意味ではありません。効果には個人差があります。
最後の「焦らなくなった」という変化は、地味に見えて大きなものです。眠れないことへの不安が、さらに眠りを妨げるという悪循環がありますので、そこが切れるだけでも過ごしやすくなります。
ご自身でできること
セッションを受けなくても試していただけることとして、体をゆるめる練習があります。
横になった状態で、足先から順に、力を入れてから抜いていく。足、ふくらはぎ、太もも、お腹、手、肩、顔。ひとつずつゆっくり進めていきます。
眠ろうとするのではなく、ゆるめることだけに向かってください。眠ろうとすると、かえって力が入ります。
拙著『最新版 生きづらさを解消するイメージセラピー』にも、ご自身で取り組んでいただけるワークを収めています。
通院中・服薬中の方へ
睡眠薬を処方されている方、通院中の方は、主治医の許可をいただいたうえでお受けしています。
また、セッションを受けたからといって、ご自身の判断でお薬を減らしたり中止したりなさらないでください。お薬のことは、必ず主治医の指示に従ってください。
詳しくは通院中・服薬中の方へをご覧ください。
ご相談できる内容についてはどのような悩みを相談できますかをご覧ください。
※ヒプノセラピーは医療行為ではなく、医療の代替となるものではありません。効果には個人差があり、特定の結果をお約束するものではありません。不眠が続く場合は、必ず医療機関にご相談ください。
