このページは、公認心理師・ヒプノセラピストの紫紋かつ恵が回答しています。
結論:セッション後の数日間、眠気が強く出たり、感情が動きやすくなったりする方がいらっしゃいます。多くは数日で落ち着きます。ただし、つらさが強い場合や長く続く場合は、我慢なさらずご連絡ください。
どのような形で出るのか
実際にうかがってきたなかで多いのは、次のようなものです。
- 強い眠気 いくら寝ても眠い。数日続くことがあります
- 感情が動きやすくなる 涙が出やすい、些細なことでいらだつ
- だるさ 体が重く、動きたくない感じが残る
- 夢をよく見る 昔のことや、セッションに関係する場面が出てくる
- ぼんやりする しばらく考えがまとまらない
逆に、直後からすっきりされて何も起きない方も、同じくらいいらっしゃいます。出ないから効いていない、ということではありません。
なぜ起きるのか
長いあいだ押さえこんできた感情に触れると、それまで使われていた力が別の場所へ向かいます。感情を抑えつけておくことにも、実は相当な力を使っているのです。
そのふたが少しゆるむと、体は休息を求めます。眠気やだるさは、多くの場合そこから来ています。
感情が動きやすくなるのも同じです。今まで感じないようにしていたものが、感じられるようになった段階です。苦しく感じられますが、方向としては戻っているのではなく、進んでいます。
どのくらい続きますか
多くは数日、長い方でも1週間から10日ほどで落ち着かれます。
その間は、無理に元気を出そうとなさらないでください。予定を詰めず、眠れるときに眠っていただくのがいちばんです。
セッション当日は、大切な会議や運転など、集中を要する予定を入れないほうが安心です。
「好転反応」という言葉について
ひとつ、正直に申し上げておきたいことがあります。
「好転反応」という言葉は、本来は医学の用語ではありません。そしてこの言葉は、都合よく使われてしまうことがあります。つらさを訴えている方に「それは好転反応です」と言えば、何でも説明がついてしまうからです。
当サロンでは、そうした使い方はいたしません。つらさが強い場合、長く続く場合は、好転反応と決めつけずにご連絡ください。
体調の変化であれば、医療機関を受診していただく必要があります。セッションの進め方に無理があった可能性もあります。いずれにせよ、ひとりで抱えていただく必要はありません。
ご連絡いただきたい場合
次のような場合は、遠慮なくご連絡ください。
- 10日以上たっても落ち着かない
- 日常生活に支障が出ている
- 気持ちの落ち込みが強い
- 体の不調が出ている
セッション後のご様子についてのご相談は、無料で承っております。お電話でもメールでもLINEでも構いません。あとから気になったことをお尋ねいただくだけでしたら、費用はいただきません。
なお、あらためてセラピーを受けたいという場合は、通常のセッションとして承ります。こちらは有料です。ご相談のなかで、次のセッションを無理におすすめすることはございませんので、ご安心ください。
体の不調が続く場合は、まず医療機関にご相談ください。そのうえで、セッションとの関係についてお話ししたいことがあれば、いつでもうかがいます。
セッション後の過ごし方
- その日は予定を詰めず、ゆっくりお過ごしください
- 眠気があれば、そのまま眠ってください
- 水分を多めにお取りください
- 感じたことを書きとめておくと、あとで役に立ちます
- 大きな決断は、少し落ち着いてからになさってください
当日の流れについては、初めての場合、どのような流れになりますかをご覧ください。
※ヒプノセラピーは医療行為ではなく、医療の代替となるものではありません。体調に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
