ヒプノブログ

「大病をして本当によかった」VOL.2

紫紋かつ恵



「大病をして本当によかった」

以前、がんのステージ4から、
ヒプノセラピーにお越しくださり

半年で腫瘍マーカーが正常化

まさに奇跡的な回復となったクライアント様と
昨日ご飯に行きました。

たくさんたくさん語り、
私も勇気をいただき、
教えられ
笑い、飲み、食べ
感無量の時間だったのですが

その時の言葉の一つに
「大病をして本当によかった」

がありました。

ご来談された時は

抗がん剤治療の副作用で
痩せて、青白くて、本当に弱々しくて

ヒプノをする体力があるのかと
思ったほどだったのですが

私のサロンを選んだ理由は

「私が死にかけた人だから」

私も、その数年前に
大動脈解離での死の際まで行き
回復した後だったので

「セラピストさんはたくさんいるけれど、
 似た体験がなければ、慰められる感覚になる。
 当事者でなければ分からない気持ちがある」

 
と、選んでいただいたようでした。
ありがとう〜( ; ; )

セラピーでは、
インナーチャイルドを癒し

号泣しながら
深い愛やご自身の純粋性に気づかれ
ゆるまれたクライアント様

セッション後は
その愛のエネルギーにただ満たされて

「数ヶ月間、完全に自由で、幸せでした」


セラピーによって

潜在意識下では、
完全に自由になられたのです。

その裏での
現実にあったのは、

お子さんも小さく
体も不自由だったし

余命宣告も受け
延命治療の期間で
ともすれば不安なはずなのに

「その数ヶ月は完全に自由で、幸せだった」

と。

そして
奇跡的に腫瘍マーカーがゼロとなり
もはや寛解と言われる5年を過ぎたのです!

おめでとう〜泣けちゃう( ; ; )

お医者様の中でも
彼女は奇跡的な回復らしく

(国内でその部位での回復は症例なく、学会発表レベル)

彼女のケースは、
がんの治療の効果ではなく

「あなたの免疫力が治した」

とのこと。

さて、話を戻しますが

彼女の話の中で

「大病する前は、いろんなことに囚われて生きていた
 両親や、周りに合わせて、本当の自分を生きていなかった。

 死ぬって突きつけられて、愛に気づいたら、
 自由な気持ちになったし
 
 したいことして、やりたいことをやろうと思った。
 甘えられるようになった。

 自分のハートに聞いて選択できるようになった
 こんなに変わったのは、大病のおかげなんです」

パラダイムシフト

意識の転換が、人生を変える

パラレルワールドのように無数に広がる世界を
ぐん!とシフトチェンジ

そのパラレルには

死ぬ次元もあったし
死んだように生きる次元も
怯えて生きる次元もある
人任せにして生きる次元も

自分の人生を生きる次元も
楽しんで生きる次元もあった

彼女は
自分の内側から湧き起こる
本当の自分として生きる次元への
シフトチェンジをしたから

きっと、病気を克服された。

回復する方って
いつもそう

「この苦難のおかげで私は変われた」

という瞬間がある

そう思えた時に
人生が変わる。

このメッセージを読んで

「ヒプノを受けさえすれば病気がよくなる」と思われたら

それはNOです。

彼女もヒプノ以外にも
いろんなことがありました。

でも彼女は自分の人生を
自分主体で選んだ。

だからこそパラダイムシフトが起きた。

その助けとして
ヒプノがあった。

お役に立てて幸いです。

なんだか長文で
支離滅裂になってしまいましたが

この文章が

あなたの気づきや心の癒しの
お役に立てば幸いです★

ABOUT ME
紫紋 かつ恵
紫紋 かつ恵
代表 
ヒプノラーニングセンター/代表
シモンヒプノセラピー/代表
公認心理士(国家資格)
臨床数3500人以上
開業14年の催眠療法士
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