ヒプノセラピー（催眠療法）とは？
何かと誤解が多いヒプノセラピー
効果も高いのですが、体験してみないと分かりづらいものです。
ここではヒプノセラピーについて分かりやすくお伝えできればと思います。
ヒプノセラピーって何？
ヒプノセラピー（hypno Therapy)は、催眠療法と同義です。
催眠術と、催眠療法と混同してしまいがちですが、目的が違います。
催眠術は、エンターテイメントとしてみんなを喜ばせるために催眠をします。
催眠療法は、心の癒しのために催眠をするのです。
では、催眠療法はどのようにするかというと・・
目的は、心の癒し、自己実現と、魂の探求
リラックスできる空間にて、セラピストの穏やかな声かけにより、
クライアント様を自然な形で潜在意識に導き、
過去の記憶を思い出すことや、ポジティブな暗示を受け入れること、
感情を解放することなどで、心や身体の問題を解決する心理療法の一種です。
催眠療法は1955年に英国医師会(British Medical Association)が有効な治療法として認めています。また、米国医師会(American Medical Association)も1958年に催眠を有効な治療法として認めています。米国心理学会(American Psychological Association)と米国歯科医師会もまた催眠を有効な治療法として認めています。
ヒプノセラピーでは、心の癒しと、自己実現と、魂の探求ができます
生きづらさやトラウマを抱えた方の過去の記憶を書き換えることでの感情の解放や、
相手の気持ちを深く理解するなどによるメンタルケア、
病気の原因を探ったり、痛みの緩和ケアへの適応
ビジネスマンや経営者などの方針決定や自己実現、
アスリートやスポーツマンなどへのポジティブな暗示の効果、
前世に退行して魂の使命を知る、前世のトラウマを癒すことや
ハイヤーセルフからのメッセージを受け取るなどでのスピリチュアルな要素も含めて
有効性にますます注目が集まっています。
潜在意識と顕在意識について
ヒプノセラピーで欠かせない、意識の話について
意識には、潜在意識と顕在意識に大きく分かれています。
潜在意識とは普段なかなか意識することができないけれど
意識の領域としては、９０〜９７%ほど占めると言われます。
感覚や感情、記憶や直感、ひらめき、想像力などを司っています。
感性を使っている時には潜在意識を使っています。
幼い子供は感性豊かであり、ほぼ潜在意識で生きています。
最近では「胎内記憶」を語る子が多くなっていますが、
それは子供が潜在意識が優位だからです。
そして、成長するごとに顕在意識ができてきて、
8歳くらいにクリティカルファクターと呼ばれる（知性の検問）という
顕在意識と潜在意識を隔てる膜のようなものができるとされ、
20歳くらいになると顕在意識が優位になるとされます。
顕在意識とは、残りの10〜３%を占めているとされています。
理性や知性、決断、行動などは顕在意識をつかっています。
大人は顕在意識が優位です。
辛い記憶や思い込み、本当の気持ちなども潜在意識にあります。
その潜在意識を使うことで
前世や、魂の記憶まで到達することもできますし
私たちの意識の深いところにある集合的無意識を使い、
他の誰か、亡くなった大切な方と繋がったり、情報を受け取ることができたりします。
どんな方に有効なの？
ヒプノセラピーを使い潜在意識の中に入っていくと、
普段の頭で考えている日常の意識状態に変わって、
夢うつつのような、起きている時と寝ている時の狭間のような感覚になります。
その状態の中で過去の記憶を思い出したり、暗示を受け入れたりすることで
癒しと、自己実現、探究をしていきます。
クライアントとヒプノセラピストは共同で目標を設定し、その目標に向かって取り組んでいきます。では、どんな方に有効かというと・・
こんな悩みの方に有効です
過去の嫌な記憶が忘れられない
・トラウマの影響でフラッシュバックや悪夢を見る
・溜まった感情を解放したい
・だれにも相談できないような悩みがある
・頑張りたいのにやる気が出ない
・大事な時にいつも失敗してしまう
・やめたいのにやめられない習慣がある
・生まれる前の記憶に戻りたい
・バーストラウマを癒したい
・未来のビジョンを見たい
・前世を思い出したい
・初めて会ったのに、知っっている感覚の人がいる
・既知感のある場所がある
・今世の使命を知りたい
・ハイヤーセルフからのメッセージを受け取りたい
・亡くなった大切な人に会いたい
・・・などなど
では、催眠療法の種類については次のページへ
