体験談54号 「男性に心を許せない訳」

紫紋かつ恵

何度かお越しいただく方もらいっしゃって
「その後」のお話を伺えることも、またお会いできることも
とてもとても、嬉しく思います。
セラピストってなんて幸せな職業だろうって思います。

さて、前回のセッションにより
ライフワークに対する劣等感は解消して
でも今度は恋愛に対するブロックを壊したいと
お越しいただいたクライアントさん
以前の恋愛では
自分の弱みを見せられず、
気を使いすぎて苦しくなって
結局、終わってしまった経験があり
傷つき、長く休んでいたそうです。

最近、とても素敵な人が現れたようで
「以前の恋愛を繰り返したくない。変わりたい」
との思いで来て下さいました。
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セッション体験談その54 「男性に心を許せない訳」


辿り着いたのは、
夜の森の中。月を見ている若い男性
たった一人で、寂しい顔をしている。
「友達が欲しい。でも言い出せない」
どんな理由があったのか
裏切られることを恐れていて
心許せる人をただずっと待って、でも現れなかった
孤独な人生・・・。

思い出して共感することで
クライアントさん自身が
その過去世の気持ちをしっかりと受け止めたようです。
理解されたことで
もう一人じゃない、寂しくないと言う感覚と
まだ残る、もの足りない感覚

「不安でドキドキする」

その原因は今世にありました
仲が悪く、怒りを溜め込んで、ちゃんと話し合わない両親と、
おびえて何も言えなかった子供時代。
いつも我慢していました。

「これでは誰も分かり合えない」

そこでお母さんの本当の気持ちを知るために
心の中に入ってみると・・

「頭が痛い。
冷静さが大事だって判っているけど出来ないの

私には出来なかったけど
あなたは仲が良くて
気持ちが通じ合う家族を作って
幸せになって欲しい・・・」

今まで、どこか親を恨んでいた。
だから身近な人に対して、家族と同じような気持ちがあった
「もう、許そう」
——
この後、未来のイメージを感じると
そこには大勢の仲間たちの世話をしている自分と
みんなの笑顔と好意的な言葉たち
お互い信頼を寄せているパートナーの姿
充実した感覚を感じていらっしゃいました。

どうか、あなたがこの未来にたどり着くまで
平和で穏やかな道がまっすぐ続いていますよう・・・
「許す」と言う大きなテーマ
その行為を無かったことにすることは出来ない。
許すということは
あなたのことを苦しめた人や状況の影響を受けずに
生きるという事
あなた自身を豊かにするために許しを選択するということ。

あなたはどう感じれましたか?
ありがとうございました

 

シモン・ヒプノセラピー
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紫紋 かつ恵
紫紋 かつ恵
代表 
ヒプノラーニングセンター/代表
シモンヒプノセラピー/代表
公認心理士(国家資格)
臨床数3500人以上
開業14年の催眠療法士
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