セッション体験談 その20「感情と向き合う」
私は「前世療法」士としてヒプノセラピストをしているのですが
実は、
過去世があるか、ないか?ではなく
過去世、どこの国の人で、男か、女か、何をしていたのか?ではなく
過去世で何を学び経験して、どんな「感情」を抱き、
その「感情」が今世どのような影響を及ぼしているのか?
を気付くことが重要だと感じ、お話しているのですが・・。
ブロックが固いのでは?と臨床面談の時に語っていたその方。
セッション中は豊かに感情を感じていらっしゃいましたよ。
セッション体験談 その20「感情と向き合う」
自分は草履を履いています。髷を結った若い男性。
汗をかいて何かを運んでいます。
体中が痛い。
疲れ果てて、とてもいやな感じがします。
荷物を届けなければならないけど、届けたくない。
そのまま歩いていくと、大きなお屋敷にたどり着きました。
私はひどく脅えています。
刀を携えた人が出てきました。
いやな笑い方をしています。
その人に荷物を渡して、少しだけ安心しました。
屋敷を出て、当て所なく歩いています。
私にはもう帰る場所などなくなってしまいました。
ただただ疲れて、
山の洞窟にたどり着きました。
今日は、焚き火をして暖を取り眠りにつきます。
昨日、私は突然
家族と会えない宿命を負いました。
昨日・・・
自分の家の庭先で空を見上げていました。
すがすがしい気分、
家の中から声がします。
女の人と、子供の声。 妻と家族の声です。
私は穏やかな幸せを感じています。
家の前の通りで大声がします。
喧嘩がはじまったようです。
ああ、人が切られてしまった。侍が農民を切りつけたのです。
とても恐い。脅えていて体が動かずにいます。
私一人が見てしまったのです。
侍は、死んだ農民の懐をまさぐって何か・・
巻物を取り出しました。
侍は私のことを脅します。
この巻物を届けろと、
そしてもう戻ってくるなと
人に話すと、家族を殺す!と・・
私はとても悲しい。
家族は何も気付いていない。
家族を巻き込みたくない
もう、家には帰れない・・・
—–
「不思議と涙が出てきた」とおっしゃっていたその男性。
セッション中は、涙を流される方は多く
また、感覚がとても研ぎ澄まされるので
誰しも深く感情を感じられるもの。
その時も
苦しみ、恐れ、悲しみ、痛み、不安
喜び、愛情、穏やかさ、すがすがしさ、幸せ・・
いろんな感情を感じられ
とても驚いていらっしゃった様子でした。
そして過去世でのその経験
今世にどのような影響があるのか?
それを生かしてこれからどのように
在ることを求められているのか?
お役目は多い気がします
お越しいただきまして、ありがとうございました。
どうぞ健やかにお過ごしくださいませ。
シモン・ヒプノセラピー
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