ヒプノセラピー体験談324号 「赤ちゃんが欲しい方のセッション①」
紫紋かつ恵
ヒプノラーニングセンター|名古屋
たどり着いたのは アメリカの広大な牧場に伸びる道の前に くるぶし位の長さのドレスを着て佇む、若い女性 身なりをきちんとし 日傘を差し、道の向こうを見据え 帰ってくるはずも無い男性を 日が暮れるまで待ち続けている。 その男性は戦争に行き数年経ち もはや帰る見込みも無いのに 誰に何と言われ様と ただ朝起きては、身なりを整え 家の前に立ち、道の向こうを見据えて 日が暮れるまで待ち続ける 何年も、何年も。 彼は・・町の役場で勤めていて とても親切にしてくれた人 田舎から出てきて何も知らない私に 優しく、色々教えてくれて、 頼りになる、憧れの人だった。 お互いの気持ちを確かめ合ったのだけど すぐに戦争に行く事になってしまって お互い大切なものを交換しようと 私はペーパーナイフを渡し 彼は懐中時計をくれて そのまま彼は戦死し、2度と会えなくなった。 突然の別れに 気持ちが追いつけなかったようです 生きる気力も無いまま 若くしてガリガリになって 死んでいった。 ---- このセッションは とにかく感情が出て来ないな~って思いました。 別れを受け入れようとしないが為に 時が止まり 無感情、 無気力で 過去に執着(ロックオン)してしまい 彼の過去に受けた優しさにすがり 親に頼り(親が農場経営していたから働かなくても済んだのでしょうね) 人生を全く放棄していた様でした。 悲嘆の傷から立ち直れなかったのですね。 いろんな過去世がありますね~。 過去世に感謝 だから今の人生では 反動で「なんでも自分でやりたい」って思うのかもですね。 その時の男性は、たぶん今大切な人。 時々ふっと涙が溢れてくるのは 「やっと一緒に居られる」という想いかもしれませんね ありがとうございました