私のヒプノ体験談 その3 「メッセージを伝える意味」

名古屋のヒプノセラピスト、紫紋です。
ヒプノセラピー体験談をお届けします。
講座中に体験した過去世の一つ
わたしがまだヒプノセラピー講座に通っていた頃の、
印象的な過去世の体験をつづります。
講座では、クライアント役・セラピスト役・オブザーバー役に分かれて
実際にセッションを行います。
私はこれまでに、幸せな人生を送った過去世、
霊的な力に優れた過去世、
作家だった過去世、
そしてハイヤーセルフとの対話など、
いろいろな体験をしてきました。
その中でも特に心に残っている、
「メッセージを伝える意味」を感じた過去世のことをお話しします。
霊能力を持つ少年の孤独な人生
催眠に入ると、
真っ暗で寂しい雰囲気の中に立っていました。
そこはヨーロッパのどこかの国の、
古くない時代の大きなお屋敷。
私は思春期の男の子でした。
生まれつき霊感が強く、
人には見えないものを感じ、
見えない世界からの声を伝える力を持っていました。
しかし、その力のせいで
「気味が悪い」と避けられ、
親戚や友人からも理解されず、孤立していました。
ある日、親戚が集まるお祝いの日。
下の階で人々が楽しそうに語らう声を聞きながら、
私は部屋の中に一人閉じこもっていました。
みんなが自分を悪く言っているように感じたのです。
伝えることを拒んだ少年の決断
夜が更けると、
霊たちが私のもとへやって来ました。
「生きている人にメッセージを伝えてほしい」と頼まれます。
けれど、もううんざりでした。
人からも、霊からも、求められ続けることに疲れ切っていました。
「もう、変な目で見られたくない。悪口を言われたくない。」
心が限界を迎えた少年は、
自ら命を絶ちました。
家族の温かさを感じられず、
自分を嫌い、逃げるように短い人生を終えたのです。
魂の世界で受け取ったメッセージ
肉体を離れたあと、
魂は光の世界に還り、深い気づきを得ました。
- 人の悪口を言ってはいけない。
- 人を否定してはいけない。
- 本当は、自分らしく生きたかった。
- 伝えるべきメッセージを伝えたかった。
- でも、自立できず、自分で考えることができなかった。
そして、魂は静かに語りました。
「その課題は今の人生でできる。すべてが正しい。
心配はいらない。
今もメッセージは降りてきている。
それを伝えるために、あなたは生まれてきた。
残された時間を大切に、
必要な人に必要な言葉を届けなさい。
自分を信じて、やりたいことをやりなさい。」
その言葉に、涙があふれました。
今世での意味と気づき
催眠から目覚めた瞬間、
思わず口にした言葉は「うそ〜」でした。
過去の自分に霊能力があったなんて、
信じられなかったからです。
けれど、その体験を通して気づきました。
ヒプノセラピストになった意味を。
前世では伝えられなかった「愛と許しのメッセージ」。
今世では、それを人々に伝える役目として生まれたのだと。
若くして命を絶った少年のエネルギーは、
今も私の中に流れています。
そして今、女性として、
たくさんの経験を経て強くなった私は、
形を変えて“伝える人”になりました。
メッセージを伝える喜び
この体験を通して私は知りました。
メッセージとは、形ではなく「愛の伝達」そのもの。
今ではセッションのたびに、
あの少年の魂に導かれ、
エネルギーをもらいながら
クライアントさんと向き合っています。
ヒプノセラピーの中で、
あなたもきっと“あなたなりの意味”を見つけるでしょう。
あなたの心にどう響きましたか?
どうかお役に立てば幸いです。
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