ヒプノセラピー体験談

私のヒプノ体験 その14「夢が叶うことへの怖れ」

紫紋かつ恵

たどり着いたところは・・ 20歳の頃に住んでいた、大阪の賃貸マンション。 同棲していた彼が部屋を出て、半年。 たった一人。 窓の外は夕焼けで 孤独だったな~。 寂しいなんて誰にも言えず、ずっと我慢していた それまでの人生も寂しかったから 一緒にいられた時間が、本当に幸せで楽しくて 彼といつも夢を語って 幸せになろうって、将来はこうして行こうって言っていて その夢に私が入っていることがうれしくて でも、彼はいなくなって 夢は破れて 結局一人。 胸がざわざわして、 苦しくて、寂しくて、 でも誰にも言えなくて。 「また、裏切られるかもしれないから 人と繋がることが怖い また敗れたら、もっと傷つくかもしれない 夢が叶いそうになることが怖い」 — びっくりしました。 白い壁、オレンジ色のカーペット 2階に行くロフトには白い梯子がかかっていた 住之江の賃貸マンション 黒いたんすがあり、15インチのテレビと小さなコタツがあって キッチンのガスは一口で・・ 20年前の出来事なのに その部屋の細部まで、鮮明に思い出されたのです。 いつの間にか 潜在意識の奥に封印していて 20年経過して 本当にやりたい事が見つかって 夢が叶いそうになった、今 新しいカウンセリングルームの白い壁紙が 過去の記憶とリンクして その時の感情を呼び起こしたのです。 イメージの中で 20歳の自分を新しいセッションルームに連れて行ってあげると とても喜んでいました 「夢は叶うんだ」 そして、妙に悟った20歳の私が 今の私へとメッセージをくれました 「大丈夫だから。 あなたが人を想う気持ち、 幸せにしたいという気持ち、エネルギーに 人が集まるから」 私が夢を叶えることが 過去の自分への癒しに繋がるって思う。 いっぱい置き去りにしてきた私へ 本当にありがとう。 だから、私は前に進むことが出来ます。 ありがとうございました  

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紫紋 かつ恵
紫紋 かつ恵
代表 
ヒプノラーニングセンター/代表
シモンヒプノセラピー/代表
公認心理士(国家資格)
臨床数3500人以上
開業14年の催眠療法士
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