私のヒプノ体験 その5 「作家の時の過去世」

名古屋のヒプノセラピスト、紫紋です。
ヒプノセラピー体験談をお届けします。
養成講座中に受けた、自分自身のヒプノ
ヒプノセラピー養成講座を受けていた頃、
自分自身がクライアントとなって受けたセッションの記録です。
どんな前世が出てくるのか――
すべて潜在意識にお任せして、静かに目を閉じました。
前世への扉の入り口で見た風景
誘導の途中で、一瞬眠ってしまったようでした。
目を覚ました時には、もう前世の入り口に立っていました。
そこは切り立った丘。
青空は澄み渡り、緑がまぶしく、
湖からの風がひんやりと頬をなでていきます。
私は一人。
白い綿の服を着た、痩せて背の高い白人女性でした。
化粧もせず、静かな美しさをたたえた顔。
心の奥には、言葉にできない寂しさがあり、
そんな時は一人になりたくてこの丘に来ていたようです。
妹を失った悲しみと、忘れていた宝箱
私は、年の離れた妹を落馬事故で亡くしていました。
彼女は8歳。
ふわふわとした栗色の髪、白いワンピース。
無邪気で利口な、愛らしい子でした。
セッションの中で、
妹と過ごしていたあの日の記憶に戻りました。
二人で丸い木のテーブルに座り、
「物語」を一緒に書いて遊んでいたのです。
すると、妹が微笑みながら言いました。
「忘れているよ。」
そして廊下を歩き、
藤のつづらのような箱を指さしました。
その中には、二人で書いたたくさんの物語が入っていました。
妹を亡くした悲しみから、
その思い出を記憶の奥底に閉じ込めてしまっていた私。
でも今、再びその宝箱を開き、妹を抱きしめながら泣き笑いしました。
「ありがとう」
そう言って、かつての私たちは再びつながりました。
30代の作家として生きた人生
場面が変わると、私は30代の女性。
ヨーロッパのカフェで、
タバコとコーヒーと分厚い原稿用紙に囲まれながら、
物語を書き続けていました。
ファンタジー小説を何冊も同時に書き上げ、
作家として生計を立てていたようです。
傍らには、優しくて背の高い青年。
いつも静かに私を支えてくれている友人でした。
でも、それ以上の関係ではなく、
互いに尊重し合う穏やかな絆がありました。
その人生を通して受け取ったメッセージは、明確でした。
「書いていくということ。
イメージはいつでも湧いてくる。
もう、その時が来ている。」
今も続く“書くこと”
この前世の体験をして以来、
私は「書く」という行為が特別な意味を持っていると感じています。
文章を書く時、
あの“作家だった彼女”が私にインスピレーションを与えてくれます。
書き続けること。
磨き続けること。
伝え続けること。
それは、過去世の彼女に恥じないように生きる、
今世での私の使命でもあります。
現世での“再会”の不思議
このセッションの中で、
当時、まだ顔見知り程度だった現世の“同僚”が登場しました。
「どうしてこの人が出てきたのだろう?」
そう思っていましたが、
年月を経た今、私の周りで
あの過去世とよく似た立ち位置で関わっていることに気づき、驚いています。
“袖振り合うも他生の縁”――
人との出会いには、やはり深い意味があるのだと感じます。
あなたの心にどう響きましたか?
どうかお役に立てば幸いです。
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