アッシジのフランチェスコとは(イタリア6日目)
アッシジの聖フランチェスコについてお伝えします。
※まずは私は仏教徒で、それは生涯変わらないと思います。
この旅はインスピレーションを感じたから来ているだけで
布教のためではありません。
けれど、宗教観を超えて、世界中で愛されいてるフランチェスコを知ることで、
あなたにも気づきがあるのでは、と思います。
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さて、聖フランチェスコ(1181~1226)を詳しく知りたければ、
映画「ブラザーサン・シスタームーン」を見るのが一番早いです。
何故なら、古い映画でもありますが、
フランチェスコがイケメンなので、眼福もあり、
スルッと話が理解できるからです。
フランチェスコは、
イタリアのアッシジで裕福な家庭に生まれた平民。
高等な教育を受けなかったけれど、読み書きはでき
どちらかといえば変わり者の青年。
変な服を着て、歌ったり、散財家でもありました。
青年期には、この地に起きた紛争に駆り出され捕虜として1年投獄され、
その後出兵に向かった先で、神の声「アッシジに戻りなさい」を聞き、
アッシジに引き返したり、
(騎士として出征したものの戦わずして帰還したフランチェスコの像)
その後、ハンセン氏病の人を助けることで生きる意味を見出し
内なる神の声に従い、身を委ることで人生が変わったようです。
ボロボロの教会を建て直し
清貧と奉仕の生活を実践をし、
争いを嫌い、平和や自然、人を愛し、
宇宙、地球、動物、虫などとの繋がりを大切に生きた人。
小鳥に説教したり、狼に噛みつかないように約束させたりした話も有名です。
「裸のキリストに裸で従う」として
全てを投げ出し手放し、委ねることで、心が満たされて
完全に神に委ねた生き方を実践した聖フランチェスコ。
清貧と愛と平和を生きる姿が
世界中で愛されている理由なのでしょう。
自然を愛し、万物を仲間と見るところは
日本の自然信仰と似ているように思います。
私がアッシジに惹かれる理由は
そのフランチェスコの生き方や、教えよりも
実はもっと直感的なもので
前世からのご縁というような感覚的なことです。
それを探しに来ている旅・・
私はここで何を見つけるのでしょう・・。