ヒプノセラピー体験談

ヒプノセラピー体験談 その5 「パーフェクトな人生」

紫紋かつ恵

名古屋のヒプノセラピスト、紫紋です。
ヒプノセラピー体験談をお届けします。

ストレートに生きたいと願う女性との出会い

今回のクライアントは、
「ストレートで本音の人生を楽しく生きたい」と語っていた女性。

セッションでは、その想いの奥にある“魂のテーマ”を探っていきました。
たどり着いたのは、北欧の美しい風景と、ある少年の過去世でした。

北欧で暮らした少年の記憶

催眠の中で彼女が感じたのは、約1000年前の北欧。
そこにいたのは、巻き髪の12歳くらいの美しい少年でした。

白い石造りのお屋敷、重厚な扉、赤いじゅうたん。
家の中には鎧や絵画が並び、華やかで格式高い雰囲気です。
彼は街の有力者の息子として育っていました。

けれど、教育中心の日々の中で、家族と過ごす時間は少なく、
どこか寂しさを感じていました。
唯一、年の離れた姉だけが心を通わせてくれる存在でした。

姉の結婚と、悲しい別れ

やがて姉は国の繁栄のため、
見知らぬ相手のもとに嫁ぐことになります。
しかしその夫は暴力的で、姉は孤独の中で病に倒れ、
ほどなくこの世を去りました。

セッションでは、現実では果たせなかった
“姉と最後に話す”イメージのワークを行いました。

姉は穏やかな笑顔でこう語りました。

「大丈夫。あなたは自分の人生を思いきり生きてください。」

少年だった彼は、

「心の寂しさは同じだよ。」
と伝え、助けられなかったことを詫びました。

姉は優しく微笑み、すべてを許しました。
その瞬間、胸のつかえが静かに溶けていきました。

山小屋で得た、本当の幸せ

時は流れ、彼は48歳の男性になっていました。
北欧の自然に囲まれた山小屋で、
妻と二人の子どもと共に穏やかに暮らしています。

地位も財産も捨て、
ただ家族と共に生きることを選んだ彼は、
素朴な生活の中に深い満足と幸福を感じていました。

「姉の求めていたものも、
きっとこの穏やかな日々の中にあるのだ。」

その心は静かで温かく、孤独も恐れもありませんでした。

最期の時と、魂のメッセージ

62歳のとき、彼は病床で家族に見守られながら
静かに息を引き取りました。

そして、魂の世界(中間世)で受け取ったメッセージは、
今を生きる彼女の心に深く響くものでした。

「姉の死も、自分の苦しみも、すべては経験。
必要のないものは何一つなかった。
すべては完璧(パーフェクト)である。」

「どんな人生も大成功。
過去世では自分の意志で選び抜いた。
今世では人を思い、自分の決断を恐れているだけ。
でも本当は、決断する力を持っている。
何も恐れることはない。」

「私の人生がパーフェクトだったように、
あなたの人生もパーフェクト。
すべては経験。
あなたの人生を、思いきり謳歌しなさい。」

「すべては完璧」という気づき

セッション後、彼女は深い納得の表情を浮かべていました。
スピリチュアルな感性を持つ彼女にとって、
このメッセージはまさに魂が求めていた答えだったのでしょう。

人生で起こることは、
良いことも悪いことも、すべてが経験であり、学び。
どの瞬間も「パーフェクト」なのだと、
このセッションが静かに教えてくれました。

あなたの心にどう響きましたか?
どうかお役に立てば幸いです。

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ABOUT ME
紫紋 かつ恵
紫紋 かつ恵
代表 
ヒプノラーニングセンター/代表
シモンヒプノセラピー/代表
公認心理士(国家資格)
臨床数3500人以上
開業14年の催眠療法士
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